みのるビジネスサポートラボ について

ラボについて

当ラボは、答えが明確な問題を早く確実に解くサポートよりも
今後必要とされる答えのない問題を解くサポートを重視します。

このサポートでは、従来とは違う考え方や価値判断が必要です。
効率的な生産より、大地を耕し肥料を与えて様々な種を植えて、
経験値をあげながら求める植物を成長させるイメージです。

新技術に関する研究開発をする際に、全く別の分野から新たな

発想を得ることも多く、創造型研究開発の思考法と似ています。
失敗して直ぐに結果が出ずとも継続することで経験知になります。

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支援のスタンス

時代を前に進めるのは、スタートアップやベンチャー企業だけと思っていませんか?

今の時代、外部の情報をうまく活用しスピーディーに変革できる中小企業こそが主人公であると考えています。

当ラボでは、自社の事業を再構築し、新たな価値創造企業になりたい中小企業を応援します。

価値創造企業になるには、創造思考と論理思考をバランスよく織り交ぜたプロセスが大事で、一方だけでは新たに新事業を生み出すことは難しいと考えます。

論理的解決法が得意な企業は、逆に創造思考にあまりトライしていないかも知れません。現状の改善よりも、未来予想から頭を働かせて打ち手を考える思考が必要です。 

硬くなった土地を耕し、新たな種をまき、肥料や水を与え、新たな植物を育てるスタンスで臨みましょう。

一度で全てが上手くいくとは限りませんが、繰り返しのトライアルで経験知がアップし、ノウハウが蓄積されます。そこから成功につながるものと確信しております。

ラボ代表プロフィール

松田 実 プロフィール

京都府の試験研究機関・産業支援機関・府庁等において37年間産業の支援に携わる。
専門の表面技術を中心とした技術支援・研究開発・人材育成以外に、ものづくり系の各種補助金のサポート等も行い、多様な地域企業の特性を経験し、地域、業種、技術等の新結合(掛け合わせ)の必要性を強く感じる。

シュンペータ、ドラッカー、クレイトン・クリステンセン、野中郁次郎らの経営学者の考えやデザイン、アート思考なども踏まえ、独自のイノベーション・創造的思考法を取り入れ、2020年に企業のイノベーティブビジネスをサポートする「みのるビジネスサポートラボ」を創業。

専門技術分野では、環境調和型めっき技術(日刊工業新聞)の分担執筆(Ni-TiO2複合めっき)、「新製品開発・品質向上に役立つ表面評価技術-めっき皮膜の表面解析・物性試験」のセミナー講師、等行う。

 

最新ブログ

厳しい時にこそ「人間万事塞翁が馬」の心構えで

みのるビジネスサポートラボの松田です。60歳を過ぎて個人事業をスタートし、ホームページ開設から1年を過ぎ、今回初めてのブログ投稿です。よろしくお願いします。 2020年1月に企業のイノベーションをサポートするビジネスをスタートしました。 新型コロナウィルス感染症がちょうど日本に上陸した時です。 私は呼吸器系が弱く長期間咳込むことも度々あり、肺に影響を及ぼすこの感染症には恐怖を覚えていました。 色々な企業を訪問してお困りごとをお聞きし、話の中で何かのヒントがつかまれば、その中でもイノベーションを求めておられるところにサポートをする仕事をしようと考えていましたが、日本国中コロナ対策でそれどころではない状況でした。 個人事業としてスタートし、企業訪問がメインで事業の紹介はチラシを作る程度しか考えていませんでしたが外に出られず、未経験のレンタルサーバー契約をしてホームページを開設、iPadで新聞や本を読んだり、動画・音楽鑑賞したり、Zoomなどによるビデオ会議環境を整えたり、オンライン会計での記帳など新しい体験ができ、今までの暮らしでは進まなかったことが早く進み、良かった面もありました。 未来の人類とAIが共存している社会を描いた映画を休みに自宅で見ましたが、医療をはじめ多くのことがコンピュータで的確に管理されて平和で安全であったものが、不正プログラムの影響で逆にAI任せが人類の生命を脅かす存在になり…という内容でした。2045年には人工知能が人間の知能を超えるという「シンギュラリティ(技術的特異点)」を迎えると言われており、幸せが不幸せになる可能性もあります。 「人間万事塞翁が馬」という言葉を聞いたことがある方も多いのではと思います。 あまり知らないという方は、ウェブ検索していただくこととして、意味合いとしては「人生の幸不幸は予測できない。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないので、安易に喜んだり悲しんだりすべきではない。」ということです。 私のこの小さな話やAIの映画のことだけではなく、「人間万事塞翁が馬」という言葉は今の時期とてもよく当てはまり、腑に落ちるたとえではないかと思います。 「緊急事態宣言だ」、「緊急事態宣言を解除する」などなど、浮き沈みが激しい今、目の前の出来事に即座に一喜一憂せずに、一段上の視点から客観視してからその次を考えて行動することが求められるのではないでしょうか。