変化に対応するイノベーションをサポート
みのるビジネスサポートラボの松田です。60歳を過ぎて個人事業をスタートし、ホームページ開設から1年を過ぎ、今回初めてのブログ投稿です。よろしくお願いします。 2020年1月に企業のイノベーションをサポートするビジネスをスタートしました。 新型コロナウィルス感染症がちょうど日本に上陸した時です。 私は呼吸器系が弱く長期間咳込むことも度々あり、肺に影響を及ぼすこの感染症には恐怖を覚えていました。 色々な企業を訪問してお困りごとをお聞きし、話の中で何かのヒントがつかまれば、その中でもイノベーションを求めておられるところにサポートをする仕事をしようと考えていましたが、日本国中コロナ対策でそれどころではない状況でした。 個人事業としてスタートし、企業訪問がメインで事業の紹介はチラシを作る程度しか考えていませんでしたが外に出られず、未経験のレンタルサーバー契約をしてホームページを開設、iPadで新聞や本を読んだり、動画・音楽鑑賞したり、Zoomなどによるビデオ会議環境を整えたり、オンライン会計での記帳など新しい体験ができ、今までの暮らしでは進まなかったことが早く進み、良かった面もありました。 未来の人類とAIが共存している社会を描いた映画を休みに自宅で見ましたが、医療をはじめ多くのことがコンピュータで的確に管理されて平和で安全であったものが、不正プログラムの影響で逆にAI任せが人類の生命を脅かす存在になり…という内容でした。2045年には人工知能が人間の知能を超えるという「シンギュラリティ(技術的特異点)」を迎えると言われており、幸せが不幸せになる可能性もあります。 「人間万事塞翁が馬」という言葉を聞いたことがある方も多いのではと思います。 あまり知らないという方は、ウェブ検索していただくこととして、意味合いとしては「人生の幸不幸は予測できない。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないので、安易に喜んだり悲しんだりすべきではない。」ということです。 私のこの小さな話やAIの映画のことだけではなく、「人間万事塞翁が馬」という言葉は今の時期とてもよく当てはまり、腑に落ちるたとえではないかと思います。 「緊急事態宣言だ」、「緊急事態宣言を解除する」などなど、浮き沈みが激しい今、目の前の出来事に即座に一喜一憂せずに、一段上の視点から客観視してからその次を考えて行動することが求められるのではないでしょうか。